レモンバーベナのドライハーブの作り方について解説します。剪定、乾燥、保存の方法を写真を載せながら実践的に説明します。
レモンバーベナの植え替えのした際のブログも書いていますので、リンクを貼っておきます。よろしければ読んでいってください。
今年の夏、我が家の庭で育てているレモンバーベナが例年以上に元気に成長しました。水やりや日々の手入れが実を結んだのか、秋になっても勢いが衰えず、茂った葉がさわやかな香りを放っています。
これだけ成長したので、いよいよ収穫のタイミングです。
フレッシュなハーブも素敵ですが、乾燥させて保存することで、冬の間も楽しむことができるので、ドライハーブ作りに挑戦してみました。
フレッシュハーブティーについては後日ブログの更新で記載いたします。
1. 剪定する位置
まずは剪定です。
最初はどこをカットすればいいのかお答えします。
下の葉3枚を残し、茎のすぐ上をカットするのがおすすめです。このハサミを当てている位置です。
元気な葉が残っている部分を上手に残すことで、植物も引き続き成長を続けてくれます。
また、カットする際は、ハサミを使う前にしっかり消毒するのがポイントです。消毒を忘れてしまうと、植物が傷んでしまうことがあるので、気を付けて下さい。病気の原因になることもあります。
2. レモンバーベナの乾燥方法(ドライハーブ作り)
1.レモンバーベナの葉を回収する
剪定したレモンバーベナから葉を収穫します。1枚ずつ茎から回収していきます。
傷んだ葉があれば無理に収穫しなくて大丈夫です。そのような葉は風味が薄れていることが多いですから。
そのまま吊るしても乾燥できますが、乾燥後に葉を取り除くときにバラバラになりやすいです。
2.回収したレモンバーベナを洗う
葉を回収するときに気づくと思いますが、小さな虫の卵や糸がくっついています。一緒に乾燥したい人はいないと思いますので、軽く流水で洗浄します。ザルを使用して、優しく洗って下さい。
強く擦って洗うと、葉を痛めますし、薬効成分が流れてしまいます。
3.レモンバーベナの乾燥方法と乾燥時間
乾燥方法は自然乾燥です。風通しの良い日陰に葉を並べて置いておきます。
キッチンペーパーの上に並べて置いておくだけなので、とても簡単。
待ち時間は季節にもよりますが、2週間前後が一般的です。
最初は2週間もかかるなんて思いましたが、待つ時間も楽しみの一つです。ハーブが乾いていく過程を観察しながら、完成した時の香りに期待が膨らみます。
写真のようにクルクルと葉が巻いてきますが、触ると指からレモンの香りがします。
急いで乾燥させたい時は、オーブン乾燥という方法もあるようです。私は試したことないです。低温のオーブンでじっくり乾燥させると、数時間でカラカラに。湿気が溜まりやすいので、時々扉を開けるのがコツらしいです。
今度やってみます。ブログで報告しますね笑
3. 乾燥後の保存方法
乾燥したレモンバーベナは、しっかりと密閉容器に入れることが大切です。私の場合、透明なガラス瓶に入れて、キッチンの暗い棚(パントリー)にしまっておきます。
光で成分が分解することがありますので、必ず暗い所にしてください。
これで約半年は香りと味を楽しむことができるので、毎朝のハーブティーに使うのが楽しみです。
最近はドライハーブを作りまくっているので、なんのドライハーブか分からなくなることがあります笑。ラベルを付けることをおすすめいたします。
4. まとめ
自宅で育てたレモンバーベナをドライにすることで、四季を通じてその香りを楽しめるのは本当に贅沢です。
剪定をする時は少し慎重になりましたが、乾燥させるプロセスはシンプルで、手間もほとんどかかりません。特に冬に、庭で育てたハーブをティーポットに入れて飲む瞬間は、何とも言えない満足感があります。ぜひ皆さんも試してみてください!
以下の記事も頑張って書いていますので、よろしければ読んでいって下さい。