【実践】レモンハーベナの植え替えをしました。土の注意点や育て方、効能効果を解説

体験日誌

最近、庭のハーブに「レモンハーベナ」を追加しました。土や鉢の注意点や育て方、効能効果を解説します。このハーブは、柑橘系の爽やかな香りが特徴で、お茶やアロマとして人気があります。薬剤師としての知識を活かして、ハーブを育てるだけでなく、健康維持やリラクゼーションに役立てたいと考えています。今回は、レモンハーベナの歴史と特性、植え替えの際に注意したポイントについてお話しします。

レモンハーベナの歴史と生育環境

レモンバーベナ(学名:Aloysia citrodora )は、南アメリカ原産のハーブで、特にアルゼンチンやチリなどで自生しています。16世紀末にスペインに伝わり、その後ヨーロッパ各地で香りを楽しむために広まりました。葉をこすると、レモンに似た爽やかな香りが広がり、そのアロマはストレス解消やリラクゼーションに効果的です。

生育環境としては、日当たりの良い場所を好みます耐寒性が弱いため、寒冷地では冬場の管理に注意が必要です。水はけの良い土壌が理想で、水を与えすぎると根腐れを起こすことがあります。私の住んでいる地域では、春から秋にかけて屋外で育て、冬は室内に取り込む予定です。

ハーブの使用方法

左からタイム、ローズマリー、レモンバーベナ

レモンバーベナは、乾燥させてハーブティーとして利用するのが一般的です。

今回は画像のようにタイム、ローズマリー、レモンバーベナのブレンドティーを作りました。レモン風味のスッキリ感が追加されて飲みやすくなります。

また、香りを活かしてポプリアロマオイルにも使えます。さらに、スキンケアやヘアケア製品にレモンバーベナのエッセンスが使われることもあります。最近は、レモンバーベナの成分を含んだ化粧品も見かけるようになりました。

薬剤師による薬効解説

レモンバーベナには、シトラールやゲラニオールといった有効成分が含まれています。これらの成分は、抗酸化作用や抗炎症作用を持ち、体内の活性酸素を抑制することで老化防止に寄与します。また、消化不良や腹部膨満感を和らげる働きがあり、特に食後にハーブティーとして飲むと効果的です。さらに、シトラールの香りにはリラックス効果があり、ストレス軽減や不眠の改善に役立つことから、心身の健康維持に自然な形で活用できる点が魅力です。

植え替え時の注意点

レモンバーベナの植え替え後

今回はレモンバーベナを新しい鉢に植え替えました。植え替えの際に気をつけた点は、まず根の状態を確認することです。根がぎっしりと詰まっている場合、少しほぐしてから新しい鉢に移します。また、土壌の水はけが良いことが重要なので、当たり前ですが底に軽石や鉢底石を敷き、陶器系の鉢を選択しました。。土は、赤玉7:腐葉土3の土に緩効性肥料を加えて、組成バランスに配慮しました。鉢植えのハーブは根が乾燥しやすいため、適度な水やりも大切です。

植え替え直後は、直射日光を避けて、風通しの良い場所に置きました。これにより、根が新しい環境に適応しやすくなります。

まとめ

レモンハーベナは、育てやすく、香りの良いハーブとして非常におすすめです。日常生活の中でリラックス効果を得たり、食事を楽しんだりするために役立ちます。薬剤師としての視点からも、レモンハーベナの健康効果を実感しつつ、これからも丁寧に育てていきたいと思います。ハーブを育てる楽しさとその効用を、今後も広めていけたら嬉しいです。

以下の記事も一生懸命書いています。よろしければ読んでください。

タイトルとURLをコピーしました