薬剤師の転職の面接って何を聞かれるの?
前職の退職理由・今回の志望理由はなんて答えればいいのでしょうか?
といった質問に回答例付きで答えていきます。
私もブラック病院からホワイト病院へ転職した際に、このようなわからないことが多く困っていました。
その時は薬剤師転職エージェントの力をお借りして、無事採用を勝ち取れました。その際のノウハウをお教えします。※面接で特に難しい回答はしませんでした。
(今回記載している回答例は薬局向けにしてあります。)
まず頭に入れていただきたいことは、人事が採用したい人物は、、
- 人柄が良い
- 仕事に対して積極的な姿勢が感じられる
- 一緒に働きたいと思える印象
です。相手の立場になって面接を考えていきましょう。
質問①:まずは自己紹介からお願いします
回答例
〇〇と申します。
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。
〇〇大学〇〇学部卒業後、〇〇薬局に入職して〇年在籍させていただいています。
初年度は主に調剤担当として働き、2年目からは薬品、物品の在庫管理・発注業務を任せられておりました。3年目には管理薬剤師となり、新人教育をしたり薬局経営について学んでおりました。
仕事以外でも「新しい事を学んだり、教えたりすること」が好きで得意です。本日はよろしくお願いいたします。
補足ですが、相手の目を見てゆっくり話すよう心がけてください。早口で話すことは、落ち着きがないように取られることがあります。
自身ありげに話すことができれば好印象を持たれやすくなります。第一印象が良ければぐっと採用が近づきます。頑張りましょう。
質問②:前職の退職理由は何ですか?
回答例
私の在籍する薬局では、主に〇科(例:整形外科、皮膚科等)の処方箋を取り扱っております。
私は職歴〇年目になりますが、もっと他科(例:内科、循環器科、内分泌科等)の処方についても学びたいという気持ちが強くなりました。
様々な分野の処方に触れ、薬剤師としての知識や経験を育み、興味のある分野を見つけたいと考えています。
少し弱いかもしれませんが、2~4年目の転職ではこのくらいが等身大であると考えます。嘘がなく、成長したい意思が見えれば、採用担当にも誠実さが伝わるはずです。
逆に、少ない診療科の薬局に転職する場合は「1つの科の専門性を高めたい」という方向で回答するのが一つの良い選択肢です。
他のサイトにはもっと難しく、長い文章が書かれていることが多いですが、うわべだけになりがちだと私は思います。
質問③:志望理由は何ですか?
回答例
多くの科の勉強をしたいと感じていたことに加え、
御社は、抗がん剤指導や化学療法の副作用フォロー、吸入薬指導においてトレーシングレポート(服薬状況報告)提出を門前の〇〇病院に行い、病院内の医師と薬剤師と連携して患者のコンプライアンス・アドヒアランス向上に寄与していることが素晴らしいと感じました。
こういった薬薬連携を通して、自分も患者の悩みを解決する手助けがしたいと考えます。
リラックスした笑顔で、「就職したら仕事が楽しみです」という雰囲気が出せたら完璧です。
質問④:あなたのキャリアプランを教えてください
回答例
私は教えることが好きなので、将来は実務実習指導薬剤師の資格を取り、薬局に来てくれる実習生に楽しく興味を持たれるように薬剤師の仕事を教えたいと考えています。
そのために必要な資格である研修認定薬剤師から、まずは目指していきたいです。
また、誰かに教えるということは私自身がそれを100%理解していなければなりませんので、仕事一つ一つに真摯に向き合っていきたいと考えます。
「かかりつけ薬剤師」などもキャリアの過程では回答として良いと思います。
言い方が堅苦しいと、用意されているセリフだとバレてしまうので、「セリフの猛練習する」か「大まかに言うことのイメージだけしておく」のどちらかにしましょう。中途半端が一番失敗します。
面接は緊張するものですが、口に出して練習を積むことで言葉がスムーズに出てくるようになります。声出し練習をしましょう。
まとめ
- 面接で聞かれること4選はマスターして面接に臨んでください。
- 嘘ついたり、無理な背伸びをすると失敗します。等身大で臨んでください。
- 退職理由は「やりたいこと」のために必要であったと結び付ける。
- 印象の良い正直者であればだいたい合格します。頑張ってください。
最後に、転職サイトの口コミ記事へのリンクを貼っておきますので、一人でお困りなら転職エージェントにサポートを頼むことも検討してください。
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