先日、カモミール摘み&ハーブティーのワークショップに参加してきましたので、その体験を皆さんにシェアしたいと思います。カモミールの薬効やメカニズムについても触れつつ、自然に触れることでの癒し効果についてもお話しします。
カモミール農園での一日
晴天に恵まれた週末、私は早朝から農園へ向かいました。到着すると、広がるカモミール畑が目に飛び込んできて、その香りにすぐに包まれました。農園のスタッフさんが迎えてくれて、ワークショップの流れを説明してくれました。
カモミールの摘み時
まずは、カモミールの摘み方を教えてもらいました。私にとって驚きだったのは、カモミールの花びらが完全に反り返っていなくても、水平より下へ反ったタイミングが摘み時であるということです。薬効成分もそのタイミングが多く含まれているようです。
これまでは、花が完全に開いてから摘むのがベストだと思っていたので、新しい発見でした!下の画像は反り返りすぎているカモミールです。
カモミール摘みのコツ
カモミールを摘むときのポイントは、茎を傷つけないようにすることです。指の間に花を引っ掛けて、軽く引っ張るだけで簡単に摘めるので、力を入れすぎないように注意します。カモミールの花は非常にデリケートで、香りも繊細です。そのため、優しく扱うことが大切です。
ティータイム!カモミールティーの味と効能
次に、摘んだカモミールを使ってティーを入れる時間です。農園のスタッフさんが教えてくれたのですが、フレッシュなカモミールティーは、2回目に入れた方が味と色、香りがよく出て美味しいとのこと。試してみると、確かにその通りでした。初回でも良い香りの味わいでしたが、2回目はより濃厚で香り豊かなティーが楽しめました。
カモミールティーには多くの薬効があります。主な成分はアピゲニンで、これはリラックス効果や抗不安作用があることで知られています。また、鎮静作用があり、不眠症やストレスの緩和に効果的です。私は夜寝る前によく飲んでいますが、ぐっすり眠れるのでおすすめです。
薬効・作用メカニズムの解説
私は薬剤師なので、薬効やメカニズムも楽しんでいます。カモミールのリラックス効果は、神経伝達物質であるGABA(ガンマアミノ酪酸)の受容体に作用することによります。アピゲニンは脳のGABA受容体の一部に結合し、鎮静効果をもたらします。また、カモミールには抗炎症作用もあり、胃腸の不調や肌荒れにも効果的です。
自然に触れることで得られる癒し効果
カモミール摘みをしながら自然に触れることで、精神的にも非常に癒されました。農園の中を歩き回り、花の香りを楽しみながら過ごす時間は、日常のストレスから解放される素晴らしいひとときでした。自然の中にいると、心がリフレッシュされるのを感じます。
現代の忙しい生活の中で、こうした自然との触れ合いはとても大切だと感じます。特に現代社会人の方々は、仕事のストレスや疲れを常に感じているのではないでしょうか。自然に触れることで、心と体のバランスを取り戻すことができるので、皆さんにもぜひ体験してほしいです。
まとめ
カモミール摘みワークショップは、ハーブの魅力を再発見する素晴らしい体験でした。カモミールティーの美味しさやその薬効、そして自然に触れることで得られる癒し効果を実感しました。皆さんも機会があれば、ぜひこうしたワークショップに参加してみてください。新しい発見やリラックス効果で、心身ともにリフレッシュできること間違いなしです。
次回のブログでは、カモミールティーの具体的な作り方や、他のハーブとのブレンドについても紹介したいと思います。それでは、次回をお楽しみに!
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