【実践】ハマキムシの駆除 レモンバームとマロウ(無農薬で)

体験日誌

自宅のレモンバームとマロウが、ハマキムシ(葉巻虫)に苦戦しています。駆除方法や対策等を検討しましたので紹介いたします。ハーブティーとして使用するので、農薬は使わない方法が必要でした

ハマキムシってどんな虫?

捕まえたハマキムシ

ハマキムシは小さなガの幼虫で、葉っぱを巻いてその中に巣を作り、食害を引き起こします。名前の通り、葉っぱを巻き込んで巣を作るため、発見が遅れがちです。葉が傷んで変色したり、葉が変な形に丸まっていたりしたら、ハマキムシが潜んでいるかもしれません。

ハマキムシの巣
筆者
筆者

ポイント!
「葉っぱが不自然に巻かれているのを見つけたら要注意! 早めに取り除くことで被害を最小限に抑えられますよ。」

ハマキムシとの出会い

ハマキムシの被害を受けているレモンバーム

8月下旬、元気に育っていたレモンバームの葉に異変を感じました。ところどころ丸まった葉っぱが目立つようになり、手で広げてみると、そこには小さなハマキムシが潜んでいました。最初は「どうにかなるだろう」と軽視していましたが、どんどん増えていくハマキムシたちに、植物たちはぐったり。

筆者
筆者

ポイント!
「見つけたらすぐに行動!放置しておくとどんどん被害が広がってしまいます。」

駆除方法について考える

ハーブティーとして利用するレモンバームなので、農薬は使いたくありません

そこで、いくつかのナチュラルな駆除方法を試してみました。

1. 手で取り除く

まずは手作業でハマキムシを一匹ずつ取り除く方法です。

葉を巻き込んで巣を作るため、巻かれた葉を注意深く広げ、幼虫を見つけたら取り除きます。この作業は、ハーブにダメージを最小限に抑え、化学物質を使用しない安全な対策となります。毎日の観察がポイントです。

巻かれた葉を広げて中を確認し、見つけ次第捕まえて処分します。地道ですが、これが一番確実な方法でした。

丸まった葉っぱから出てきたハマキムシ


「確実な方法はこれ!ただし、こまめにチェックすることが大事です。

筆者
筆者

毎朝確認してますが、なぜか毎日いるんですよ。。。慣れると一瞥してどこにいるかわかるようになります。笑」

2. 防虫ネットを利用する

ハマキムシ対策の基本として、物理的に害虫を遮断する防虫ネットは非常に効果的です。

植物全体を覆うことで、ハマキムシの親であるハマキガの侵入を防ぎます。特に成虫のハマキガが葉に卵を産みつけるのを防ぐ効果があり、化学薬品を使わない安全な方法としておすすめです。ネットを使用する際は、風通しを確保しつつ、隙間ができないようしっかりと設置することが重要です。

ダイソーの防虫ネット
筆者
筆者

「うれしいことに、100均のダイソーでも売っています!ある程度手で駆除したら防虫ネットをかけるのがおすすめです。新たな卵を産み付けられないようにしないとですね」

3. 手作りのニームオイルスプレー

ニームオイルスプレー

ニームオイルは、自然由来の殺虫効果を持つオイルで、ハマキムシにも有効です。葉にスプレーすることで、虫の食欲を抑え、繁殖を防ぎます。ニームオイルは植物にも優しく、安心して使えるため、特に食用のハーブを育てている場合に重宝します。

ただし、効果を持続させるために、定期的にスプレーをする必要があります。

筆者
筆者

「希釈率には気をつけて。記載されている量を守ってください。」

4. 竹酢液(ちくさくえき)を使う

竹酢液

竹酢液は、竹を炭にする際に出る液体で、害虫の忌避効果があります。希釈した竹酢液をスプレーして使うと、ハマキムシを寄せつけない効果が期待できます。また、植物にやさしく、土壌改善効果もあるため、自然栽培に適した方法です。

天然素材なので、ハーブへの影響も少なく安心です。

今後の対策

手作業での駆除と、防虫ネット、自然な防虫スプレーの併用で、少しずつレモンバームの元気が戻ってきました。今後も定期的に葉の状態を確認し、早めの対策を心がけます。ハーブティーとして飲むために、無農薬での栽培を続けたいので、自然の力を借りながらこの戦いを乗り越えていきたいと思います。

ハーブを育てている皆さんも、同じような問題に直面している方がいらっしゃるかもしれません。ぜひ、自分に合った駆除方法を試してみてくださいね!

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